DMMWEBキャンプを受講して3ヶ月目を終えた感想(専門技術コース)

未経験エンジニア
・DMMWEBキャンプのポートフォリオ作成の流れは?
・ポートフォリオ作成時のメンターは技術力は?
・ポートフォリオはどんな所に注意すれば良いの?

今回は、実際にDMMWEBキャンプ(専門技術コース)を受講した筆者が3ヶ月目の講習を終えて感じた率直な感想を記事にしたいと思います。

DMMWEBキャンプの3ヶ月目は就職活動にも影響してくる、ポートフォリオ作成の月です。

ポートフォリオ作成の流れやどんなものを作ったのか、ポートフォリオを見てくれるメンターの技術力などを中心にご紹介していきます。

注意点として、DMMWEBキャンプは日々アップロードを重ねており、カリキュラムが変更になることも結構ありますので、参考程度に御覧ください。

※本記事は2021年7月の感想です。

DMMWEBキャンプ3ヶ月目で学べること

3ヶ月目は転職用ポートフォリオ作成

DMM WEBCAMP(転職コース)の3ヶ月目は転職活動に使うポートフォリをの作成をします。

3ヶ月目のスケジュールとしては、

  • ポートフォリオの設計(10日ほど)
  • ポートフォリオ作成
  • 月末にポートフォリオ発表会

と、まるまる1ヶ月間ポートフォリオ作成にあてます。

ポートフォリオは転職にも影響ので、このポートフォリを作成するためにスクールに通う人も多いと思います。

ポートフォリオはRailsアプリを作成

ポートフォリオは、今まで学んできたRailsの技術を生かしながら作成していきます。

一応Rails以外でも作って良いことになっていますが、その際はメンターへの質問が出来ないなどの条件があるので、基本的にはRailsで作ったほうが間違えないです。

ポートフォリオは、今まで作ったようなSNS投稿機能をベースに、2ヶ月目で行った応用課題と組み合わせて作成していきます。

特に意識したいのがCRUD(作成、読み取り、更新、削除)で、この機能が確実に動くことが作品の絶対条件になります。

また、DMM WEBCAMPでは卒業生の作品も見ることが出来るので、ポートフォリオのイメージも立てやすいかと思います。

デプロイはAWS活用

デプロイ(本番リリース)はAWSで行います。

独学ではherokuを使っている人も多いようですが、AWSを扱えるほうが今後エンジニアとしてもプラスになるので、いい経験になります。

特に専門技術コースを受講していて、4ヶ月目にクラウド教養を学ぶ人にとっては、AWSの知識は非常に重要になるので、慣れておいて損はないです。

ポートフォリオをサポートするメンターの技術力

プログラミングスクールで技術力の高いメンターを雇うことは難しい

一時期、某プログラミングスクールにて「メンターなのにプログラマーとして実績がない人がプログラミングを教えている」と批判がありました。

ただ、そもそもそんな高度な技術を持っている人や現役のプログラマーの時給はめちゃめちゃ高く、そんな方々をメンターとして雇ってしまうと、我々受講者の受講料が更に高額になってしまいますし、技術力からしても明らかにオーバースペックです。

各プログラミングスクールもその当たりの落とし所考えながら、メンターを選別しています。

DMM WEBCAMPのメンターの技術力は高い

では実際にDMMWEBキャンプのメンターはというと、私は実際にDMM WEBCAMPを受講して、メンターの技術力は非常に高いと感じました。

上記のように、プログラミングスクールで技術力の高いメンターを雇うには、当たり前ですが高い給料を支払わなくてはなりません。

ただ、DMM WEBCAMPはこの部分をしっかりと考えられてるようで、1・2ヶ月目の比較的難易度の低い時期に経験の浅いメンターを起用し、3・4ヶ月目の難易度が上がる時期に経験豊富なメンターを起用しているようでした。

※ここの話はDMM WEBCAMPに聞いたわけではなく、筆者の推測です。

なのでDMMWEBキャンプであれば、ポートフォリオ作成のときに、プログラミングの知識に乏しいメンターに当たる確率はかなり低いといえます。

3ヶ月目以降はメンターの質問時間が極端に短くなる

ただ、欠点として1・2ヶ月目より質問時間は大幅に減ってしまいます。

3ヶ月目以降の平日は19時以降からの質問となり、筆者も行き詰まったときは非常に苦労しました。

恐らくメンターの方々も現役の人が多く、平日の遅い時間の副業として取り組んでいる方もいらっしゃるのかと思いました。

3ヶ月目はどうしてもわからない時は、わからない箇所は一旦飛ばして他のところを進めるといったように、柔軟性も求められます。

質問したいことはメモしておくことがおすすめ

質問が出来ない時間帯に解決できない課題に直面したら、一旦諦めて質問しておきたいことをメモしておくと、後で改めて質問するときにスムーズです。

問題が解決しないと気持ち悪いですが、そういう時こそ別の作業をしたり、あえて運動したり休憩を取ることで、解決しなかった問題をすんなり解決できることが多々あります。

DMM WEBCAMPとしても3ヶ月目以降となれば、受講者もある程度の自走力がついているものだと考えているので、ある程度自分で解決する能力も問われてきます。

ポートフォリオで気をつけた方が良いこと

ここからは、ポートフォリオを作成する上で特に意識した方が良いと感じた項目をピックアップしました。

筆者の主観も強い部分もあるかと思いますが、私が調べた中でも特に多いのが以下の項目です。

・完璧に動く状態でリリースする
・テストコードをなるべく多く書く
・DRY原則を意識して作られているか

一つずつ説明していきます。

完璧に動く状態でリリースする

どんなに豪華機能を盛り込んでも、リリースしたものにエラーが発生しているとそれだけだいぶ印象が悪くなってします。

良くあるのが、

・エラーメッセージやフラッシュメッセージが抜けている(又は英語、日本語の統一感がない)
・登録、更新、削除で不都合が起こっている
・バリデーションが掛けられていない(無限に文字が打てる)

などで、筆者はこういったミスが多々ありました。

テストコードをなるべく多く書く

上記の不都合を減らす意味でも、テストコードを書くことは非常に重要です。

なぜなら、テストコードをしっかり書けることは、業界未経験者にも大きなアピールポイントになるからです。

一般的に入社間もない人に、コードを書かせる機会はテストコードが圧倒的に多いです。(テストコードなら最悪間違っても大丈夫なので)

テストコードを書く技術は、就職活動・就職後も必ず役立つので、ぜひポートフォリオ作成時は意識してみましょう。

個人的にテストコードの良い練習になったのが、RasilチュートリアルのMinitestをRSpecに書き換えることでした

DRY原則を意識してきれいなコードが書かれているか

DRY原則は同じ記述を何度もしないことを指します。

不必要に同じ記述することでコードが見づらくなるだけでなく、動作が遅くなったり、コードの保守性も悪くなります。

作成したポートフォリオに、同じコードの記述がある場合は、部分テンプレート化するなど意識していきましょう。

他にも、

・インデントを整える(RuboCopを活用)
・命名規則が意識されている(変数やメソッドなどの命名がわかりやすい)
・適度にコメントアウトがされている(多すぎるコメントはNG)

などを意識出来ると、人にソースコードを見てもらったときに見やすいと高評価を受けることも多くなります。

まとめ

DMM WEBCAMP3ヶ月目は、1ヶ月間ポートフォリオの作成を行います。

3ヶ月目のメンターの質問時間は短くなりますが、その分経験のあるメンターに見てもらえるので、わからないところは必ずメモしておき、質問の際にまとめて聞きましょう。

ポートフォリオ作成の注意点は、

・完璧に動く状態でリリースする
・テストコードをなるべく多く書く
・DRY原則を意識して

これらはしっかり意識しておきたい部分です。

転職サポートについても、スキルシートや書類・課題提出などがありましたが、これらは4ヶ月目の体験談でまとめて紹介したいと思います。

↓DMMWEBキャンプの2ヶ月目の体験談です。

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