日常使いしやすい真空低温調理を使ったサラダチキンの作り方【簡単】

低温調理真空低温調理
「低温調理の温度や時間の決め方がわからない」
「しっとりとした鶏むね肉のサラダチキンが作りたい」
「真空低温調理器を買ったものの、あまり使いこなせていない」

低温料理器を使った加熱時間って、非常に分かりづらいですよね?
筆者も低温調理器を買ったばかりの頃は、毎回食材の厚み確認しながら時間や温度を設定していました。

 

しかし、実際に普通に美味しいくらいのサラダチキンを作るぐらいであれば、以下のことを意識するだけでも、毎回出来上がりは安定します。

  • 鶏むね肉を購入するときは、なるべく毎回同じグラムのものを購入する
  • 自分がよく使う加熱温度を決めておく
  • 基本レシピは暗記しておく

実際に筆者も、上記を意識しつつ微調整しながらサラダチキンを作っていますが、毎回それなりに美味しいサラダチキンをいただけています。

 

今回は「もっとも普段使いしやすい低温調理器を使ったサラダチキンの作り方」をご紹介します。

本記事で紹介するサラダチキンの基本レシピと2種類の加熱時間を覚えれば、毎回レシピや加熱時間を微調整するだけでサラダチキンを作ることができるので、低温調理のハードルがガクッと下がると思います。

低温調理に興味がある方や、低温調理器を買ったけどあまり使えていない方は、ぜひ参考にしてみてください。

低温調理器を使った低温調理が全くの初心者の方は、以下「BONIQ」さんのリンクにある低温調理のルールを確認しておくと安心です。
https://boniq.jp/recipe/%e4%bd%8e%e6%b8%a9%e8%aa%bf%e7%90%86%e3%81%ae%e3%83%ab%e3%83%bc%e3%83%ab6%e3%81%a4%e3%81%ae%e3%83%9d%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%88/
引用元:BONIQ

日常使いしやすいサラダチキンの作り方

サラダチキンの基本レシピ

サラダチキンの基本レシピは鶏むね肉1枚(300g)に対して、以下の通りです。

  • オリーブオイル・・・・・・・・・・・大さじ1
  • 塩・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1/2(鶏むね肉に対して0.9~1%)
  • 黒胡椒・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1/4(適量)

 

基本的には鶏むね肉1枚に対して、調理油が大さじ1、塩が小さじ1/2と覚えておけばOKです。

また、スパイス(黒胡椒)は1/4としていますが、サラダチキンの味がそこまで大きく変化することはないので、お好みの量でOKです。

サラダチキンの加熱温度と時間

サラダチキンを作る際のおすすめの温度は、「57度」と「63度」の2種類です。
それぞれの温度の加熱時間と特徴については以下の通りです。

「57度」の場合

温度が57度の場合、加熱時間は「9~12時間」がおすすめです。

「57度」特徴としては、時間がかかりやすい一方、温度が低いので仕上がりが安定しやすく、時間も大まかに管理できる点が挙げられます。

また、9~12時間と幅がありますが、250g~350gくらいの鶏むねにであれば「9時間以上の加熱」すればOKというイメージです。

仮に加熱時間が12時間になっても、温度が低いためそこまで固くなることも少ないので、意外と使い勝手の良い温度だと思っています。

「63度」の場合

温度が57度の場合は、鶏むね肉の一番厚い部分の厚さに合わせて、以下の時間加熱します。

  • 鶏むね肉の厚さが2.5cmの場合「63度で1時間30分」
  • 鶏むね肉の厚さが3cmの場合「63度で2時間」
  • 鶏むね肉の厚さが3.5cmの場合「63度で2時間30分」

「63度」特徴としては、は比較的短時間でサラダチキンを作ることが出来ますが、鶏むね肉の厚みによって時間を調整する必要がある点と、加熱時間が長くなってしまうと固くなるのが早い点があります。

サラダチキンを作る手順

サラダチキンを作る手順は、基本的に以下の通りとなります。

  1. 低温調理器を予熱しておく
  2. 鶏むね肉の水分を拭き取る
  3. 耐熱袋に鶏むね肉と調味料を入れる
  4. 耐熱袋の空気を抜く
  5. 低温調理器で加熱する
  6. 完成・冷却

それぞれ詳しく紹介していきます。

1.低温調理器を予熱しておく

まず低温調理器をセットして、合わせたい温度に予熱しておきます。

今回のレシピであれば「57度」か「63度」です。

2.鶏むね肉の水分を拭き取る

ジップロックなどの耐熱袋に入れる前に、食材の水分を拭き取っておきます。

真空低温調理の場合、アク抜きのような工程がなく、臭みがダイレクトにきやすいです。
なるべくなら、キッチンペーパーなどで表面の水分を拭き取っておきましょう。

3.耐熱袋に鶏むね肉と調味料を入れる

真空状態の鶏肉

鶏むね肉の水分を拭き取ったら、ジップロックなどの耐熱袋に鶏むね肉と調味料を全て入れ、軽く馴染ませいておきます。

4.耐熱袋の空気を抜く

低温調理

低温調理では、耐熱袋内に空気が入ってしまうと加熱が不十分になってしまう可能性があるため、加熱前に耐熱袋の空気を抜きます。

 

低温調理の空気を抜く方法はとても簡単で、ジップロックなどの袋を開けたままそのまま低温調理で使う湯煎に沈めることで、簡単に空気を抜くことが可能です。

5.低温調理器で加熱する

「1」で予熱しておいた温度まで温度が上がったら、鶏むね肉と調味料を入れた耐熱袋を低温調理の湯煎に入れます。

加熱中にすることは特にありませんが、以下の点には注意してください。

  • 耐熱袋内の食材が、湯煎に完全に浸かっている→蓋をして湯煎の蒸発を防ぐ
  • 底面や側面に食材が密着しないようにする→クリップなどを使って食材を浮かせる

6.完成・冷却

加熱が完了して、すぐに食べる場合はそのまま食べて問題ありませんが、冷蔵や冷凍で保存する場合は、冷水で冷却します。

基本のサラダチキンのアレンジ方法

調味料

 

基本のサラダチキンは簡単に味付けをアレンジできる

サラダチキンは、基本レシピを少し調整するだけでかんたんに味を変えることが可能です。

例えば、

  • スパイス類を変える
  • ごま油を活用する
  • 肉汁をうま味ポン酢にする

これらを活用するだけで、サラダチキンのマンネリ化が予防できます。

スパイスを変える

最初に紹介した、基本のサラダチキンの黒胡椒を下記のスパイスに置き換えるだけで、違った味付けを楽しめます。

具体的には、

  • カレー粉
  • ミックスハーブ
  • 五香粉

などのスパイスを常備しておくと、味付けをかんたんに変えられます。

特におすすめはカレー粉で、簡易的なタンドリーチキンが食べられます。

 

どのスパイスも、目安として小さじ1くらいがおすすめです。

ごま油を活用する

オリーブオイルをごま油に変更するアレンジもおすすめです。

ごま油は、中華・ピリ辛・和風などの味付けと相性が良いので、持っておくととても便利です。

 

また、ごま油を活用する際は、基本のサラダチキンの塩(小さじ1/2)をしょうゆ(小さじ2)に置き換えるのがおすすめです。

塩味を塩からしょうゆに変えるだけで、より違った味わいのサラダチキンが作れるようになるので、味のマンネリ化を防ぐ意味でもとてもおすすめです。

肉汁をタレに活用する

低温調理をすると多少の肉汁が出ます。

この肉汁を活用することで、簡易的にタレを作ることができます。

 

特に、サラダチキンと相性が良いのがポン酢です。

作り方としては鶏むね肉1枚から出た肉汁に対して、

  • しょうゆ・・・・・大さじ1
  • 酢・・・・・・・・大さじ1

を入れてよく混ぜると完成です。

サラダとの相性も良いので、ぜひお試しください。

サラダチキンの応用レシピ

最後にかんたんにできるアレンジレシピを3種類ご紹介します。

  • サラダチキンのサラダ
  • バンバンジー風サラダチキン
  • サラダチキンのトマト煮

サラダチキンのサラダ

一番簡単なサラダチキンの食べ方です。

▼ 材料

<ジップロック1枚>

  • 鶏むね肉・・・・・・1枚(約300g)
  • オリーブオイル・・・大さじ1
  • 塩・・・・・・・・・小さじ1/2(鶏むね肉の重量の0.8~1%)
  • 黒胡椒・ハーブミックス
  • レタスやキャベツなどの野菜

▼ 袋詰め~低温調理

  1. 鶏むね肉の表面の水分をキッチンペーパー等で拭く。
  2. ジップロックなどに鶏むね肉を入れて、他の調味料も入れて袋ごと揉み込む。
  3. 57度で9〜12時間加熱する。
  4. サラダボウルなどに野菜を敷き詰めて、塩とオリーブオイルで味付けする。
  5. サラダチキンをカットして、野菜の上におく。
  6. 仕上げに黒胡椒とハーブミックスを振って完成。

 

バンバンジー風サラダチキン

タレの応用レシピです。

ポイントは低温調理で出た肉汁をタレに混ぜることです。

こうすることで、タレに鶏肉の旨味がプラスされます。

▼ 材料

<ジップロック1枚>

  • 鶏むね肉・・・・・・1枚(約300g)
  • ゴマ油・・・・・・・大さじ1
  • 塩・・・・・・・・・小さじ1/2(鶏むね肉の重量の0.9~1%)

<タレ>

  • すりごま・・・・・・大さじ2
  • 醤油・・・・・・・・大さじ1
  • 酢・・・・・・・・・大さじ1
  • 砂糖・・・・・・・・大さじ1
  • チューブにんにく・・小さじ1

<野菜>

  • きゅうり・・・・・・皿に一杯(1本くらい)
  • トマト・・・・・・・皿に一杯(1個くらい)

 

▼ 袋詰め~低温調理

  1. 鶏むね肉の表面の水分をキッチンペーパー等で拭く。
  2. ジップロックなどに鶏むね肉を入れて、他の調味料も入れて袋ごと揉み込む。
  3. 57度で9〜12時間加熱する。
  4. タレの材料を全て合わせておく
  5. サラダチキンの調理が終わったら、肉汁をタレに入れて混ぜる
  6. 皿にカットしたきゅうり、トマト、サラダチキンを盛る
  7. 上からタレをかけて完成

 

サラダチキンのトマトチーズ煮

煮込みレシピの一例です。

加熱段階で調味料を入れることで、鶏肉自体に調味料が染み込むため味がしっかりしています。

▼ 材料

<ジップロック1枚>

  • 鶏むね肉・・・・・・・1枚(約300g)
  • オリーブオイル・・・・大さじ1(他の調理油でも良い)
  • トマトピューレ・・・・50g
  • チューブにんにく・・・小さじ1
  • ハーブミックス・・・・小さじ1/2
  • 塩・・・・・・・・・・全体の重量の0.9~1%(全体量なので注意)

<仕上げ>

  • 溶けるチーズ・・・・・1枚

▼ 袋詰め~低温調理

  1. 鶏むね肉の表面の水分をキッチンペーパー等で拭く。
  2. ジップロックなどに鶏むね肉を入れて、他の調味料も入れて袋ごと揉み込む。
  3. 57度で9〜12時間加熱する。
  4. 加熱が終わったら、鶏肉だけ取り出して、ソースをフライパンに移す
  5. ソースを煮詰めて粘性がついたら、溶けるチーズをいれて溶かす
  6. 皿にサラダチキンをのせて、上からソースをかけて完成

 

まとめ

低温調理でサラダチキンを作る時の基本レシピは下記の通りです。

  • 鶏むね肉・・・・・・1枚(約300g)
  • オリーブオイル・・・大さじ1
  • 塩・・・・・・・・・小さじ1/2
  • 黒胡椒・・・・・・・小さじ1/4

この基本レシピのスパイスや調理油を変えるだけで、かんたんにサラダチキンのアレンジを楽しむことができます。

 

また、鶏むね肉を低温調理で作るときの温度は下記が目安になります。

「57度」の場合

  • 57度で9時間〜12時間

「63度」の場合

  • 鶏むね肉の厚さが2.5cmの場合「63度で1時間30分」
  • 鶏むね肉の厚さが3cmの場合「63度で2時間」
  • 鶏むね肉の厚さが3.5cmの場合「63度で2時間30分」

 

注意点として、

  • 明らかに大きなサイズの場合
  • 鮮度が悪い状態(冷蔵庫で長く保管したなど)

などの際は、長めに加熱するか、そもそも低温調理をしないほうが賢明です。

 

鶏むね肉を低温調理することで、鶏むね肉への印象は大きく変わると思いますので、ぜひ低温調理器を買ったらサラダチキンに挑戦してみてください。