最近関東圏に引っ越してきて、スーパーを探索しているとなんと「アイラップ」が並んでいます!
地元の宮城の方では、なかなかアイラップをお目にかかることはなかったので、早速買って低温調理をしてみました。
アイラップの特徴は、
- 耐熱・耐冷
- 1枚あたりが安い
- 袋のまま調理が出来る
という低温調理をやる人にとっては、ジップロックと並んで最良の商品です。
今回はアイラップを実際に使ってみた感想とジップロックとの比較を紹介していきたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
アイラップのメリット
耐熱性があり低温調理に対応
まず、低温調理に必須の耐熱温度ですが、
アイラップは、耐熱温度は約120度、耐冷温度は−30度と非常に広い温度帯で使えます。
低温調理は100度を超える加熱は無いので、鍋肌につけない限りはどんな温度帯にも対応しています。
アイラップはまさに低温調理向きのポリ袋です。
1枚あたりが安い
1枚あたりが安いのもアイラップの魅力です。
私がヨーカドーで買った際は、1箱(60枚)140円ほどで、1枚当たり2.3円程の計算です。
低温調理に使う袋は、基本使い切りで処分するので、袋が低価格なのは非常に嬉しい限りです。
低温調理以外にも用途が広い
アイラップは、作りおきの保存や食材を漬けておく作業にも向いています。
耐冷も-30度まで対応しているので、食材の冷凍保存や煮玉子などの漬け置きなどにも活用出来ます。
ちなみに、袋のまま電子レンジで調理したり、お米を炊いたり出来るようで、
使い方次第では、かなり広い用途で活用できそうです。
ジップロックとの比較
ジップロックとの価格差
まずはアイラップとジップロックの価格の比較です。
アイラップは60枚で140円なのに対し、ジップロックは業務用90枚で1295円です。
1枚あたりで比較すると、
- アイラップ1枚あたり約2.3円
- ジップロック1枚あたり約14円
販売店によっても誤差はあるかと思いますが、ジップロックのほうが約6倍高い計算になります。
ジッパーの有無
アイラップは袋状の形ですが、ジップロックには2重のジッパーが付いています。
低温調理で考えるなら、アイラップは袋を縛る必要があり多少使いにくいです。
特に真空にする時は、ジッパーの方が圧倒的に袋を閉じるのが楽です。
袋の強度の違い
袋の強度の強さも低温調理に影響があります。
ジップロックはしっかりとした強度がありますが、アイラップは非常に薄く、ジップロックに比べると破れやすいです。
特に低温調理したものを、そのまま作り置きにしたい時になどは、アイラップの場合汁漏れが心配です。
低温調理後にそのまま冷蔵・冷凍するつもりなら、ジップロックを使ったほうが安全だと思います。
低温調理ならジップロックがおすすめ
ジップロックは耐久力がある
アイラップは値段相応に、袋の耐久力が弱いです。
対してジップロックは袋の耐久力が強いので、加熱したものをそのまま冷却したり、再加熱することに向いています。
特に低温調理したものをそのまま冷蔵・冷凍したい場合は、ジップロックを使ったほうが安全です。
ジップロックは真空状態にしやすい
ジップロックには2重のジッパーが付いていて、これがあることで低温調理に必要な真空状態にしやすくなります。
低温調理で空気抜きをする場合は、大体は袋を水に沈めて、水圧で真空にする方法を使います。
このやり方だと、袋の上部まで空気を抜いたタイミングで袋を閉じなければなりません。
アイラップの場合は、閉じる時に袋を縛らないといけないので、この作業が非常にやりにくいです。
価格を考えるならアイラップ
ただ、アイラップを低温調理に使うメリットもあり、それは単純に安いことが挙げられます。
低温調理で作ったものをその日食べきる、または新しいアイラップで小分けにするなど、
やり方次第でアイラップも十分低温調理に使う袋として候補に上がります。
保存用にもう一枚使ったところで、2.3×2=4.6円なので、それでも十分アイラップのほうが安いです。
まとめ
アイラップは低温調理に使う上でも十分に役に立つ調理道具です。
ただ、ジップロックはより低温調理向きで、
- ジッパーが付いているので、真空状態にしやすい
- 強度が強いので、低温調理から保存まで十分可能
などのメリットがあります。
ただ、アイラップは圧倒的な安さがあるので、低温調理以外にも気軽に使えるのが大きなメリットです。
私の地元の宮城県では、なかなか見ることが出来ない商品だったので、
改めてアイラップを使ってみて、安くて使いやすい印象を持ちました。
アイラップは、低温調理に使うにしても十分使える商品なので、是非一度使ってみてください。
※アマゾンで販売されているアイラップは高いので、アイラップを扱っている店舗で購入するのがおすすめです。