【失敗談】DMMWEBキャンプを卒業してからの転職活動をまとめてみた

未経験エンジニア
・DMMWEBキャンプの転職サポートはどんな感じ?
・DMMWEBキャンプの求人は?
・転職活動はどこに重きを置くべき?

筆者は業界未経験からのエンジニア転職を目指しDMMWEBキャンプを受講し、DMMWEBキャンプを卒業後約2ヶ月間(2021/9~2021/11)の転職活動を経て無事SESエンジニアとして転職をすることが出来ました。

しかし、転職が決まってからは、もっと転職活動を続ければよかったと後悔することが多くありました。
今回は、

  • どうして転職が決まった後に転職活動を後悔してしまったか
  • DMMWEBキャンプの卒業後に転職活動期間にやったこと
  • DMMWEBキャンプでの転職で意識したほうがいいこと

を紹介していきたい思います。

今回の記事は完全に筆者の主観的な内容に加えて、筆者がレアケース(30代、未経験転職)ということも踏まえて、参考程度に見ていだだけると幸いです。

【結論】転職活動は失敗だった

最大の失敗が転職活動での焦り

筆者が転職活動をして失敗だったと思う点は、転職活動に焦り、転職の軸を妥協してしまったことです。

自身の転職活動が上手く行かないことの焦りと、周りの人たちが内定を貰っている状況を見て、自分の中の焦りが増長してしまい、結果自分の譲れない軸を妥協してしてしまいました。

当時の転職活動中の状況

参考までに当時の筆者のスペックや、転職活動の状況を紹介していきたいと思います。

当時の筆者のスペック

  • 31歳
  • 高卒
  • ずっと製造業
  • 業界未経験(製造業でPC作業も少ない)
  • プログラミングスクールを経験

正直、プログラミングスクール以外はあまりアピールできる部分は少なかったですが、前職の経験を前向きに話すようにはしていました。

実際の書類通過数と内定数

筆者の2ヶ月間の書類通過数と内定数は、

  • 書類通過数 5社
  • 内定数   1社

となります。

この結果はある程度は予想はしていましたが、連続で不採用が続き周りの人達が内定をもらっているのを見ると、焦りが出てきてしまいます。

30代の業界未経験転職はかなりしんどい

前から分かってはいたことではありますが、実際に転職活動を経験することで、

  • 周りの若い人たちに比べて明らかに書類審査通過がしにくい
  • 企業と面接をした際の不採用理由が、年齢、PCスキルが少ないなどが多かった

など、まじまじと30代の業界未経験転職はしんどいと感じました。

DMMWEBキャンプの転職サポートが悪いわけではない

筆者は、最終的に満足出来る転職は出来ませんでいたが、その原因がDMMWEBキャンプの転職サポートにあったかというと、それは全くありません。

自分でやったらありえない数の書類を企業に送り、自分は学習に集中しつつ、IT企業でよくある面接対策をまとめた資料を頂き、かなり効率的な転職活動を出来たと思っています。

こうして転職活動を終えた今でも、DMMWEBキャンプを受講したことについての後悔は全くありません。

筆者が行っていた転職活動中の過ごし方

PC

とにかく毎日GitHubの草を生やし続けた

プログラミングに馴染みのない方は、「GitHub」も「草」もよくわからない単語だと思いますが、要は「毎日プログラミングの学習をしていました」の証明になる部分です。
(GitHubはソースコードのバージョン管理システムするサービスです)

DMMWEBキャンプ側からも、このGitHubに草を生やし続けることは、学習をアピールする上で最も重要なことと言われていました。

筆者も企業から内定を頂くまでは1日も休まずに毎日更新していました。

Javaや基本情報技術者の学習も始めた

転職活動中は、様々な企業にアピールできるようにJavaや基本情報技術者の学習も始めました。

DMMWEBキャンプではプログラミングをわかりやすく習得するためにRubyとRailsの学習がメインですが、実際にRailsでサービスを作っているような企業からはお声がかかることがあまり無く、ほとんどがJavaを使ったサービスを作っている企業の求人が多かったです。

そういった意味でも、いろいろな企業にアピールできるように、Javaの学習とインターネット全般の知識が身につく基本情報技術者の学習も並行して続けていました。

面接対策

個人的にかなり苦労したのが、この面接対策でした。
筆者は高卒から13年間ずっと同じ会社で働いていたので、実に13年ぶりの面接となりました。

・うまく言葉が出せなかったり
・アピールの内容を覚えることに苦労したり
・スーツが着れなくなっていたり

しかし、未経験のエンジニア転職において面接は最も重要な項目なので、練習でも手を抜かずに行います。

少し恥ずかしいですが、自分の面接の様子をZOOMで撮影してみると、オンライン面接の客観視な様子が見ることが出来るのでとてもおすすめです。

DMMWEBキャンプの転職で意識した方が良いこと

「受講後1年以内の転職」を目標にする

筆者が最も転職で後悔したことが「転職活動を焦ってしまい妥協した」ことです。

転職がうまく進まないと当然焦ります。しかし、冷静に考えれば時間が掛かっても自分の納得した企業に入ることが最も重要なことです。

期限を設けるなら「受講後1年以内の転職成功」です。

理由としては、

  • 求職中は失業手当を貰える
  • 教育訓練給付金の期限が受講から1年以内

少なくとも転職活動半年以内であれば転職で妥協はせず、納得の行く転職活動をすることをおすすめします。

30代業界未経験が転職を成功させる上で最も重要なことは面接

30代業界未経験が転職を成功させる上で最も重要なことは「面接でいかに気に入られるか」です。

もちろん若い方であっても、「面接で気に入られるか」は重要ではありますが、若い分年齢面や技術面で採用して貰える確率は高めです。

面接で最も注意したい3つの項目、

  • GitHubの草で意欲度をアピールする
  • 「面接でよくある質問」の項目をハキハキとした受け答えを出来るようにする
  • 企業を徹底的にリサーチして、志望動機に結びつける

これらはきっちりと対策することがおすすめです。

GitHubの草で学習の意欲度をアピールする

GitHubの草は、業界未経験者が学習をアピールする最も簡単な証明物です。

もっと上を目指すなら自分の手で様々なアプリを作ってみて、それをポートフォリをとして提出するのがなお良いです。

ただ、未経験からスクールに入った人からすると、何個もアプリを作ることはなかなか難しいと思います。

学習意欲を証明出来るように、せめてGitHubの草は毎日生やしつつ、それを面接の場で強みと共にアピールしましょう。

「面接でよくある質問」の項目を覚える

DMMWEBキャンプのカリキュラムにまとめてある、「面接でよくある質問」の項目をハキハキとした受け答えで話せるようにしましょう。

特に、よくある項目(自己紹介、転職理由、強み・弱み)は呼吸するように言えると完璧です。
ただ、よくある項目の「志望動機」だけはその都度企業に合わせて考えます。

企業を徹底的にリサーチして志望動機に結びつける

面接の質問内容の中で最も重要だと感じたのが「志望動機」です。

他のよくある質問(自己紹介、転職理由、強み・弱み)も重要ではありますが、正直どの企業であっても同じように答えていれば問題ないので、丸暗記した方が良いです。

志望動機だけは、その都度面接をする企業のリサーチをして「御社では〇〇分野に力を入れており、私が目指す〇〇に一致しております」と持っていけるとな良いと思います。

自分と企業のつながりをアピール出来る絶好の機会になるので、志望動機だけはその都度しっかり作り込みましょう。

初期の面接は面接練習と割り切る

初期の面接は練習だと思って割り切りましょう。

もちろん、最初から魅力的な企業からの面接ということもありますので、手を抜くという意味では無いです。

筆者の場合は13年ぶりの面接ということで、緊張はMAX、何をしゃべるかにも全て噛んでいました。

最初から面接を上手く進めることは非常に難しいですし、今まで転職経験がない方はなおさらだと思います。

もし上手く行かなかったとしても、練習と割り切りましょう。

まとめ

DMMWEBキャンプでの転職活動で最も重要なことは「転職先を妥協しない」ことです。

転職までの期限を決めるとしたら「受講後1年以内」です。1年以内で転職先に納得できない場合は全て断った方が後悔も少なくなります。

仮にエンジニア職ならどこでも良いというスタンスの人なら、そもそもスクールの価値を最大限に発揮できないと思うので、そういった方がスクールには通わずに自分で未経験OKの求人を探したほうが効率的です。

長文になりましたが、ここまでお付き合い頂きありがとうございました。