低温調理器の容器におすすめなアスベルキッチンボックスを改造してみた。

真空低温調理

低温調理をやっている人で、アスベルキッチンボックスを低温調理用に使っている人も多いと思います。

当然ですが、アスベルボックスは低温調理用の容器ではないで、低温調理中にフタを完全に閉じることが出来ません。

そこで今回は、アスベルボックスを低温調理専用容器にするために、上蓋を低温調理器の大きさにカットして、低温調理中も完全にフタを閉められるように加工しました。

そうすることで、

  • 低温調理中の水分の蒸発を防げる
  • 低温調理中の温度が一定になる(節電)
  • 蓋を横に置かないので水滴が垂れない

などのメリットが得られます。

私がカットして気づいた点や反省点もあるので、アスベルボックスを低温調理用に買った人は、参考にしてみてください。

上蓋をカットする前の準備。

 

カットする場所は上蓋の真ん中ではなく四隅部分にする。

今回私は上蓋の真ん中をカットしましたが、カットするなら間違えなく四隅部分が良いです。

理由は、

  • カット工程が少なくなる。
  • カットするための道具が減る。
  • 低温調理器も端につけた方が安定する。

カットした後に端部分を切れば良かったと後悔しました。

カットする長さを決める。

まずは、低温調理器の長さを計ります。

家のハイスマイルの低温調理器は、約7.5㎝の長さだったので、

横8cm 縦8.5㎝でカットすることにしました。

少し余裕がある方が良いです。

実際に印をつける。

長さが決まったら、後は油性マジックと定規を使って印をつけます。

プラスチックなので、実際カットすると結構曲がりますので、印をつけておくと修正も出来て安心です。

印にあわせてカットする。

今回使った道具たち。

今回は、

  • プラスチックの切れるカッター
  • ヤスリ
  • 定規
  • 油性マジック
  • Pカッター

など使いましたが、四隅部分のカットならPカッターは不要です。

カットの工程。

印つけが終わったら後はカットです。

アスベルボックスにはゴムパッキンがついているので、最初に外します。

プラスチック用カッターとPカッターでカットしていきます。

カッターで切るときのコツは、真っすぐ刃を入れて、垂直に切っていくことです。

結構曲がると思いますが、気にせずカットしてきます。

カットできました。

カットした部分は尖って危ないので、一応やすりをかけます。

ゴムパッキンは外しても使えますが、つけたい人は横の長さにあわせてカットします。

今回は8cm分カット。

ゴムパッキンも取り付け完了です。

実際に使ってみても満足の使い心地です。

因みに100均クリップなら、多少干渉しますが、なんとか蓋は閉められます。

反省点とまとめ。

アスベルキッチンボックスの上蓋をカットすることで、低温調理がかなりやりやすくなり、とても快適です。

ただ、上蓋の真ん中をカットしてしまったので、余計な道具を買い足したり、真ん中なので、低温調理器が安定しにくかったりと、少し不満の部分もありました。

もし低温調理用に蓋をカットするなら、四隅がおすすめです。

カットの工程自体は簡単ですが、アスベルキッチンボックスがとても頑丈な作りなので結構力がいります。

カットの際のケガなどはくれぐれもご注意ください。