一人暮らし向け賃貸のユニットバスに最適なオールステンレス製の排水皿【レビュー】

ガジェットレビュー
・風呂場の排水溝掃除を少しでも楽にしたい
・一人暮らし向け賃貸の排水口の排水皿選びの参考にしたい

以前の記事で、一人暮らし向け賃貸の排水皿には、ダイソーの「くるっとキャッチ」がとても良いという内容を投稿していました。

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しかし、くるっとキャッチは髪の毛をある程度はキャッチしてくれていましたが、
正直キャッチ率に課題があり、多少の使いにくさや清掃の手間が生じていました。

それらの問題を解決したいと考え、
今回新しくオールステンレス製の排水皿を購入して使用感を比べてみました。

結論、この排水溝への変更により、
髪の毛のキャッチ率が飛躍的に向上し、排水溝のメンテナンス性が格段に向上しました。

 

今回は、以前の「くるっとキャッチ」と「オールステンレス製の排水皿」の比較と、
オールステンレス製の排水皿を選ぶ際の注意点を紹介します。

特に一人暮らし向け賃貸の排水皿を探している人は是非参考にしてみてください。

くるっとキャッチの課題点

くるっとキャッチ

くるっとキャッチは髪の毛のキャッチ率が悪い

くるっとキャッチは、髪の毛をキャッチするための便利なアイテムですが、
使用していくうちに髪の毛のキャッチ率の悪さに課題を感じていました。

特に裏面と横の隙間に髪の毛が残りやすく、メンテナンス性の悪さから、
今回新しくオールステンレス製の排水溝に変更することを決意しました。

掃除が面倒くさい

くるっとキャッチは、裏面に排水溝のサイズを調整するためのリングが付いていて、
この部分にキャッチしそこねた髪の毛が挟まることが多くなります。

この部分の掃除が特に面倒くさく、一度リングを外してから髪の毛をティッシュなどを使い回収していました。

また、くるっとキャッチはプラスチック製のため、ヌメリも残りやすいという点もメンテナンス性を下げる要因となっていました。

オールステンレス排水溝に変更後に実感した効果

髪の毛のキャッチ率が飛躍的に向上した

オールステンレス排水溝への変更により、髪の毛をほぼ100%キャッチすることができるようになりました。

要因は単純で、排水皿とサイズの適合していることにつきると思います。

排水溝と排水皿の口径がぴったりなので、キャッチ漏れはほぼありません。

重さがあるので多少の水圧でも動かない

オールステンレス排水皿はプラスチック製よりも重さがありますので、多少の水圧でも動かないという利点もあります。
この多少の重さのお陰で、シャワーを浴びる際の水圧でも排水皿がズレて、髪の毛が排水口に流れてしまうというトラブルもありません。

ステンレス製なのでサビにくい

オールステンレス排水皿はステンレス製であるため、サビにくいという利点もあります。

特に風呂場は湿気の多い場所であるため、金属系はサビが懸念されますが、
オールステンレス製の排水皿なら耐久性が高く、長く使用することができます。

排水皿が単純構造なのでメンテナンス性が良い

オールステンレス製の排水皿は、単純構造である場合が多くメンテナンスが非常に楽です。

以前まで使っていた「くるっとキャッチ」では、
裏面で排水口との口径調整のためにリングが付属されることで、溝や隙間ができやすい構造でした。

今回のオールステンレス製の排水皿であれば、裏面も非常にシンプルな構造なため、
掃除の頻度やメンテナンス性が飛躍的に向上しました。

パンチングメッシュなので水の流れが悪い

筆者が購入したオールステンレス製の排水皿は、
パンチングメッシュのため、水の排水が多少悪いという印象を持ちました。

パンチングメッシュは、メッシュの穴が詰まると、排水が滞ってしまうことがあります。
そのため、効率的な排水を維持するためには定期的にメッシュを清掃が必須です。

オールステンレス製は値段が高い

お金の植木鉢

オールステンレス製の排水溝は高品質で耐久性がありますが、
ステンレス製のため当然値段が高くなります。

くるっとキャッチと比較すると、筆者の場合は約7倍の価格となります。

もちろん、ステンレス製に加えてパンチングメッシュの構造なので、耐久力や製品寿命が長い一方、
排水溝のゴミ受けなら、都度100円で買い替えた方が良いと考える人も多いと思います。

このあたりは、考え方によって違ってくる部分だと思います。

オールステンレス製の排水皿を選ぶ際の注意点

家の排水口と同じ口径サイズの排水皿を購入する

オールステンレス製の排水皿を選ぶ際には、使いたい排水溝と同じ口径であることが必須です。

当然ですが、口径が異なってしまうことで髪の毛がキャッチ出来ずにそのまま流れてしまうため、
排水溝のゴミ受けとしての機能を全く果たせません。

逆に口径が大きい場合も、結局は隙間に髪の毛が挟まってしまうことになるので、
家の排水溝の寸法を測定して、同じ口径の排水溝を選びましょう。

排水受け皿や排水口用という商品を買う

オールステンレス排水皿は、大体はゴミの受け皿としての用途が多いと思います。

ただ、別の用途の受け皿の場合は、メッシュの番目(粗さ)が異なる場合もあるので、
髪の毛がそのまま流れてしまう危険性もありますし、逆に細かすぎても水の流れが悪い可能性も考えられます。

選び方としては、用途が「ゴミ受け」や「ユニットバス」という文言の製品を選んでおけばOKです。

おすすめのオールステンレス製の排水皿

筆者がおすすめなオールステンレス製の排水皿は「外径 10.2mm」の排水皿です。

というのも、多くの一人暮らし向け賃貸の場合、風呂場の排水口の口径が
「10cm」であることが多いからです。

もちろん、家によっては排水口の口径が異なる場合もあるので、
念のため排水口の口径を測ってみて、「10cm」であればOKだと思います。

まとめ

くるっとキャッチからオールステンレス製の排水皿への変更により、
髪の毛のキャッチ率とメンテナンス性が大きく向上しました。

くるっとキャッチでは隙間に髪の毛が溜まったり裏面にも貯まる問題がありましたが、
オールステンレス製の排水皿ではほぼ100%のキャッチが可能で、重さがあるため水圧でも動かず、錆びにくい素材で長期使用ができます。

ただ、幅の適合とパンチングメッシュの注意も必要で、
家の排水口の幅と合った排水皿を選び、用途も「ゴミ受け」などの文言のある商品を選ぶことが必要です。

一人暮らし向け賃貸に住んでいて、排水皿選びに困っている人は、
是非「オールステンレス製の排水皿」を検討してみてください。