一人暮らしにおすすめの「ホビナビ食器洗い乾燥機」を徹底レビュー

ガジェットレビュー
・一人暮らしむけのコンパクトな食洗機がほしい
・賃貸で食洗機は設置出来るの?
・ホビナビ食器洗い乾燥機はどれくらいの食器が洗えるの?

一人暮らしで食洗機がほしいけど、食洗機は水道の工事がめんどくさそうで、そもそも賃貸だと設置が出来ないんじゃないかと考えていませんか?

実は、最近販売されているコンパクト食洗機の多くは給水工事が不要なものが多いです。

ではどうやって給水するかと言うと、自分で5Lほどの水をタンクに入れる方式になっています。

筆者も食洗機を買うと決めた時は、なるべくなら工事の不要な食洗機を選び、面倒な工事をすることなく食洗機を設置することが出来ました。

この記事では、

  • ホビナビ食器洗い乾燥機の基本スペックと設置の注意点
  • ホビナビ食器洗い乾燥機を実際に使ってみたメリット
  • ホビナビ食器洗い乾燥機を実際に使ってみたデメリット

をご紹介します。

何かと敷居の高い食洗機ですが、設置方法も意外と簡単なので、興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

ホビナビ食器洗い乾燥機の基本スペックと設置の注意点

 

ホビナビ食器洗い乾燥機の基本スペック

価格

ホビナビ食器洗い乾燥機の価格は、通常Amazonでは29800円-2000円OFFクーポンとなっていて、27800円が年間通して買える金額です。

他にもホビナビ食器洗い乾燥機と近いスペックの商品が、

  • アイネクス食器洗い乾燥機が31900円
  • アイリスオーヤマ食器洗い乾燥機が29800円

という価格設定になっており、ホビナビ食器洗い乾燥機がこの中でも格安です。

また、ホビナビ食器洗い乾燥機はAmazonのセール時はセール対象にもなりやすいので、今すぐ欲しい場合を除けばセールを待ったほうが断然お得です。
(ちなみに筆者は、セール時に25,320円で購入できました)

商品寸法

ホビナビ食器洗い乾燥機の寸法は、
(長さx幅x高さ)45.8 x 42.5 x 42.8 cmとなっております。

実際に食洗機を設置してみると結構な圧迫感がありますので、購入を考える際は設置したい場所にスペースが確保できているかは必ず確認しましょう。

また、高さは意外と盲点になりやすいので注意が必要です。

筆者もスペースを確保できたと思って食洗機を購入しましたが、タンクに水を入れる際に上の棚と干渉してしまい、水が非常に入れづらい状態になってしまいました。

食洗機を購入する際は、スペースの確認が最も重要になるので細心の注意を払いましょう。

給水方法が2種類

ホビナビ食器洗い乾燥機は給水方法を2種類選ぶことができます。

  • 工事不要の手動給水する方法
  • 分水機などで水道を工事して自動給水する方法

毎回自分で給水を行うことで、給水工事が不要です。

節水効果

カタログスペックでは、1日2回5分間の食器洗いを食洗機と置き換えることで、年間で9000円の節約になるようです。

一人暮らしで考えても、単純に半分の1日1回5分の食器洗いと考えて、年間4500円の節約になるという計算になります。

毎回必ず5Lの水を入れて洗浄するので、この金額のズレはあまり出ないと思います。

洗える容量

こちらもカタログスペックにはなりますが、最大食器16点が収納可能で約3人分となっています。

実際に筆者が使ってみた感覚としては、およそ2~3食分の食器が入ったので、だいたいカタログスペックと同様といった感じです。

一人暮らしで想定すると、1日の食器をまとめて夜に食洗機で洗うと無駄がなさそうです。

ホビナビ食器洗い乾燥機の設置の注意点

給水・排水ホースの丸みクセはお湯につけて直す

同封されている給水・排水ホースは丸みグセがついているため、ホースの固定が難しい状態になっています。

ホースの丸みグセを緩和するためには、一旦50度くらいのお湯にホースを漬けておくことで、ホースの配置が楽に行なえます。

マイナスドライバーがあると便利

最近の組み立て系の商品には、組み立て必要な道具が同封されていますが、ホビナビ食器洗い乾燥機には工具は同封されていないので、注意が必要です。

と言っても給水工事をしないなら、必要な道具はマイナスドライバーくらいです。

排水ホースのホースバンドの固定に使いますが、筆者はマイナスドライバーを持っておらず、定規で対応しました。

ホビナビ食器洗い乾燥機を実際に使ってみたメリット

給水方法が選べる

ホビナビ食器洗い乾燥機は給水方法を2種類選ぶことができます。

  • 工事不要の手動給水する方法
  • 分水機などで水道を工事して自動給水する方法

どちらも一長一短で、工事がめんどくさいという人は、まずは手動で給水する方法がおすすめです。

ただ、使っていくうちに毎回手動での給水が面倒に感じたり、筆者のようにタンクに水が入れにくとわかったときも、柔軟に給水方法を変更することが可能です。

給水方法が選べて、後からも変更可な、ホビナビ食器洗い乾燥機の大きなのメリットのひとつです。

自炊意欲が高まる

自炊をしていると、当然ですが洗い物が増えてしまいます。

特に、

  • 油汚れや生肉を使ったボールなど
  • 洗いにくいフードプロセッサーなどの調理器具
  • 冬場などの寒い時期の洗い物

などの洗い物が控えていると、自炊そのものが嫌になってしまいます。

その点、食洗機を活用することで、油汚れや部品が洗いにくいフードプロセッサーなども手洗いよりもきれいに洗ってくれてくれます。

また、本当はいろいろなお皿で料理を盛りたい時でも、洗いもののことを考えてしまうと、ついワンプレートで済ませてしまいがちですが、食洗機があれば積極的に小鉢や長角皿などを使いやすくなります。

お皿を活用することで、料理の見た目も良くなるので、食事の満足度も向上します。

キッチンの水はねが防げるので、キッチンが汚れにくい

地味な部分ではありますが、食洗機を設置することでキッチンが汚れにくくなります。

手洗いで食器を洗っていると、どうしても水や泡がシンクの周りに飛び跳ねてしまい、水垢などの原因になってしまいます。

食洗機を設置することで、シンク内の洗い物が減るので、キッチンの周りが汚れにくくなります。

洗い物だけでなく、キッチン周りも衛生的になるのも食洗機の大きなメリットです。

ホビナビ食器洗い乾燥機を実際に使ってみたデメリット

乾燥機能が微妙

ホビナビ食器洗い乾燥機は、洗浄メニューが水洗いモード以外はデフォルトで、UV消毒、乾燥機能がついています。

正直この乾燥モードが微妙で、せっかく熱々のすすぎを行った後に風を当ててしまうことで、かえって乾燥が遅くなってしまうと感じています。

食器洗いが終わったら、乾燥をしないメニューが欲しかったのですが、ホビナビにはその機能が備わっていません。

しかも、食器洗いが終わったタイミングの通知音も小さく、他の部屋で動画などを見ていると、洗浄が終わったことに気づかないことがほとんどです。

今のところは、食器洗いが終わる時間にタイマーをセットしておいて、時間になったら食洗機の電源をOFFにして扉を開けて対応しています。

食器やコップが足りなくなることがある

食洗機を使っていると、まとめて洗いたいがために洗い物をキープすることがあります。

しかし、洗い物が少ない時は結局手洗いするか、新しい食器を買い足していることもありました。

冷静に考えると無駄なことだなと思いつつも、なかなか難しい問題です。

解決策としては、

  • 洗い物が出たらその都度食洗機で洗う
  • 少量の洗い物は手洗いする

などになってくると思います。

筆者の場合、洗い物が少ない時は、シンクにおける水切りラックを活用して手洗いしています。

調理スペースが減る

当然ですが、食洗機を設置することで調理スペースが大幅に減ってしまいます。

特に一人暮らし向けの賃貸などに住んでいる人は、食洗機を置いたら何もするスペースがない、なんて人も少なくないと思います。

調理スペースを確保する対策としては、

  • 折りたたみの机を用意する
  • 炊飯器、レンジ、低温調理などの作業工程の少ない調理方法を活用する
  • シンク用の水切りラックを利用する

などがあります。

シンク用の水切りラックは食洗機と相性が良く、うまく活用すると、まな板が使えるようになったり、ちょっとした作業スペースになるのでとてもおすすめです。

ちなみに上の商品は、100円ショップで300円で購入しました。

まとめ

何かと敷居の高い食洗機ですが、最近は工事不要の食洗機も増えているので、設置は意外と簡単です。

食洗機はとても便利なので、食器の少ない一人暮らしの人でも購入する価値は十分にあると思います。

ただ、食洗機は便利な半面、

  • 食器洗い対応の食器や調理器具しか使えない
  • 調理スペースが少なくなる
  • すべての洗い物から解放されるわけではない

などのデメリットもあります。

特に設置場所は、思った以上に場所を取るので、購入する際は設置場所の確認だけは必ずやっておきましょう。