未経験からIT業界への転職を考えている人で、DMMWEBキャンプCOMMITを候補にしている人も多いと思います。
実際にDMMWEBキャンプCOMMITには多数のメリットがあり、
- 教育訓練給付金を貰い、コスパよくスクールに通える
- 転職活動が久しぶりで、できれば転職活動もサポートして欲しい
- 地方在住で完全オンラインの授業がしたい
などがあります。
実際に筆者も上記のような悩みがあり、DMMWEBキャンプCOMMITを受講し、エンジニアとして転職することが出来ました。
今回は実際にDMMWEBキャンプCOMMITを受講した筆者が、受講から転職活動までの経験談をまとめました。
これからDMMWEBキャンプCOMMITの受講を考えている人は、是非参考にしてみてください。
DMMWEBキャンプCOMMITで学べること
DMMWEBキャンプCOMMITで学べる言語
DMMWEBキャンプCOMMITで学べる言語は、
- HTML/CSS
- Ruby
- Ruby on Rails
- JavaScript
- jQuery
などです。
特に深く学ぶのが、Ruby on Railsで、ポートフォリオもRailsを使った開発になります。
他にも、デバッグ技法やLinuxなどのITエンジニアとして必須の技術も学ぶことができ、専門技術コースを選んでいれば、更に1ヶ月延長してAIかクラウドの技術も学ぶことができます。
ITエンジニア必須のツールも学べる
DMMWEBキャンプでは、今後エンジニアとして働いていく上でも必須とも言えるツールの扱いも学べます。
具体的には、
- GitHub
- VScode
- AWS
- Slack
- Googleスプレッドシート
これらのサービスを活用していきながら受講中の課題を提出したり、開発のスケジュールや設計を作って行くので、自然とツールの扱いに慣れていくことができます。
どれもIT業界では必須とも言えるツールなので、学習と同時に覚えられるのは非常にありがたいです。
転職サポート
転職を前提にしたCOMMITコースなら、転職サポートもバッチリです。
具体的な転職サポートの内容は、
- 転職に必要な書類の添削
- IT企業の面接対策
- 企業との事務的なやりとり
など、転職においてはかなりしっかりとしたサポートを受けられます。
人によっては、「プログラミングの学習以外で余計な受講料を取られる」と思われる人もいると思いまが、筆者のように転職経験もなく、何十年ぶりの転職活動なる人にとっては、かなりありがたいサポートです。
DMMWEBキャンプCOMMITの受講体験談
1ヶ月目の受講内容
1ヶ月目は最も挫折しやすい月
1ヶ月目は意外と大変な月です。
というのも、一気に新しいツールの使い方を覚えなきゃいけい事と、3つのを課題を期限内に確実に終わらせないといけないからです。(特に給付金を貰う人は浪人すると貰えなくなります・・)
特に筆者のようにIT業界に全く触れてこなかった人にとっては、ツール一つ使うのにも苦労するので、少しでも不安があるなら事前学習は確実にやっておいたほうが良いです。
1ヶ月目の3つの課題
1ヶ月目の課題は、
- HTML/CSSのレスポンシブ対応
- Railsの簡易投稿サイトを2つ作成
の3つの課題が用意されています。
どの課題も難易度は高いので、早め早めに終わらせることがポイントです。
また、なるべく早く終わらせることで、1ヶ月目からJavaScriptやAWSの学習を進めらるので、先に先に進めることが、3ヶ月目のポートフォリオの出来も大きく関わってきます。
2ヶ月目の受講内容
2ヶ月目、最初の1週間は応用課題のクリアする
1ヶ月目の課題で作ったRailsアプリに、追加の機能をつけていきます。
具体的には、
- いいね、コメント機能
- フォロー、フォロワー機能
- 検索機能
などです。
こちらのう応用課題は、必須の部分と任意での取り組みの部分があります。
任意課題は結構な量があり、1週間では全てを実装するのは難しいです。
任意課題に関しては、ポートフォリオで必ず追加したい機能を重点的に実装するのがおすすめです。
2ヶ月目の課題はチーム開発
2ヶ月目の残りの期間は、ECサイトを3~4名のチームで開発します。
こちらも課題があり、「チーム開発でECサイトを完成させること」になります。
ECサイトは実装難易度は高くチームによっては、かなりギリギリのスケジュールになると思います。また、チーム開発で更に鬼門になってくるのが、Githubの管理です。
チーム開発でよくあるのが「コンフリクト」です。
コンフリクトは、他の人とマージが被ってしまうことで、個人で扱っていたGithubとは全然別物でかなり戸惑うと思います。
コンフリクトとECサイトの難易度の高さが相まって、かなりきつい3週間になると思います。
ちなみに、月末にあるチーム開発発表会に使う動画を作成するのですが、コミュ障の筆者にとってはこれが結構辛い作業でしたw
3ヶ月目の受講内容
3ヶ月目はポートフォリオ作成
3ヶ月目は、待ちに待ったポートフォリオの作成月になります。
スケジュールとしては、
- ポートフォリオの設計(10日ほど)
- ポートフォリオ作成
- 月末にポートフォリオ発表会
と、まるまる1ヶ月間ポートフォリオ作成にあてます。
ポートフォリオは就活でも技術力を証明する作品になるので、自分が納得できるまで作り込みます。
3ヶ月目の課題は「ポートフォリオを完成させる」こと
3ヶ月目の課題は「ポートフォリオを期限まで完成させる」ことです。
正直この2ヶ月間ついてこれた人なら、問題なくクリアできると思います。実際に筆者が受講した時も、1ヶ月目に離脱した人が一番多かったです。
ポートフォリオの難易度も、良くも悪くも自分で決められるので、まずはアプリを完成させることを
目標にして、余った時間で難易度の高い機能を追加していくほうが安全です。
ぶっちゃけ、3ヶ月目以降も自己学習しつつ、ポートフォリオをブラッシュアップする時間はあるので、スケジュールは余裕を持ったほうが良いと思います。
3ヶ月目の難関はデプロイ
個人的に3ヶ月目の難所は、デプロイだと思っています。
いくら良いポートフォリオ作っても、本番環境でリリースできなければなんの意味もありません。
デプロイの手順はかなり複雑なので、筆者も何度もメンターに質問してようやくデプロイすることが出来ました。
個人的には3ヶ月目は、ポートフォリオの出来よりも、まずはデプロイを優先したほうが良いと思います。
また、デプロイにはAWSを使うので、4ヶ月目にクラウドコースを受講する人や、クラウドエンジニアのキャリアも考えているという人には、ためになる知識が多いと思います。
4ヶ月目の受講内容
4ヶ月目のスケジュール
4ヶ月目のスケジュールとしては、
- 4ヶ月目の学習期間は2週間
- コースはクラウドかAIコースの2種類
- その後は就活に入る
といったスケジュールです。
どちらのコースを選択しても、4ヶ月目は2週間で終わりです。
その後は卒業となり、いよいよ就活に専念していきます。
4ヶ月目の課題は2つの課題をクリアすること(クラウドコース)
筆者が受講したクラウドコースでは以下の2つの課題が課せられます。
- AWSを使ってカリキュラムの構築要件に満たした環境で構築する
- ポートフォリオをカリキュラムの要件に満たした環境で構築する
どちらもAWSをより深く学べるような内容になっていて、
特に今後インフラエンジニアを目指す人や、AWSを使った開発に携わりたい人にとっては
役立つ知識となります。
AIコースも同じ受講者に聞いた所、2つの課題があり、ポートフォリオにAI技術を組み込むというものだったそうです。
DMMWEBキャンプCOMMITの転職記録
転職活動の失敗談
焦りが出てしまった転職活動
はっきり言って、筆者の転職活動はボロボロでした。
約3ヶ月間就活を行い、
- 面接回数 5社
- 内定数 1社
と、業界未経験31歳からの転職は難しいと改めて感じていました。
加えて同期の人達や、SNSの人たちは続々と合格が来ているという発信を見ているうちに、自分の中でかなり焦りが出てしまい、転職を焦ってしまいました。
正直、ほとんどの人は未経験からの転職になるので、最初の給料は最低賃金ギリギリです。金額的にも、失業手当とそう変わらない金額にしかならないです。
なので転職活動は焦らず、自分の中で大事な条件だけは妥協しないようにすればよかったと後悔してます。
まとめ
DMMWEBキャンプCOMMITは、IT業界未経験者が最初の転職をするのに最も無難なスクールだと感じました。
DMMWEBキャンプCOMMITを受講していれば、基礎的なIT技術やIT技術は業界でよく付く使われるツールの扱いが習得できるので、学習量も申し分ありません。
また、転職においてもサポートが充実しており、スクール卒の転職後の離職率がかなり低いことからもうかがえるように、ホワイト企業への求人も豊富です。
逆に、転職慣れしていてある程度IT業界にいた人なら、DMMWEBキャンプCOMMITは手厚つすぎるサポートになってしまし、逆にコスパが悪く感じてしまうかもしれません。
いずれにしても、DMMWEBキャンプCOMMITは多くの人におすすめできるプログラミングスクールだと思いますので、興味があればぜひ無料面談だけでも検討してみてください。