SES企業に入社して初めての現場に配属さた時の感想【体験談】

未経験エンジニア

今回は、SES業界で初の現場入りした時の、筆者の感想を紹介していきたいと思います。

初の現場は、初めてのことが多く戸惑うことも思います。

実際筆者も挨拶や立ち回り方などの初歩的なことから、業務に対する取り組み方まで、前職とはだいぶ違っていたので、かなり戸惑いました。

特に初日~一週間程度は初めてのこと多く、体力的にも肉体的にもとても大変な期間になります。

また、筆者なりに現場の仕事で大事だと感じたことも紹介してますので、同じように初の現場を控えている方は、是非参考にして行ってください。

現場入り初日

エンジニア引き渡し

現場初日は、自社の営業担当と一緒に現場に向かいます。
会社の前で挨拶を終えると、営業の方も長居はせずにすぐに帰ります。

その後、客先の担当の方についていき、オフィスに入ります。

業務内容についての説明

オフィスに入ったら、最初に現場での必要事項を説明されました。

具体的には、

  • 就業時間や休みのとり方
  • 緊急連絡先の説明
  • 守秘義務やセキュリティに関する説明

など、業務に関わる基本的なことや、他にも業務内容に関する話もするので、メモなどの筆記用具は必須です。

オフィスの案内

業務の説明が終わると、今度はオフィスを案内してもらいました。

トイレの場所、給湯室、非常階段、会議室など紹介してもらった後に、皆が作業しているオフィスに入り、指定された席につきます。

オフィスには20~30人程、PCの前で作業をしていて、製造業出身の筆者にとってはとても新鮮な光景でした。

挨拶

席についたら、自身が所属するプロジェクトで簡単な自己紹介を行います。

筆者の前職が現場作業ということもあり、体育会系な挨拶を教育されていましたが、IT業界ではサラッとした挨拶の印象を受けました。

PCの環境構築

業務の説明や挨拶が終わったところで、PCの環境構築をします。

初日の鬼門ともいえる作業で、開発環境が複数存在するので、何度もログイン必要だったり、複数のパスワードをメモしないといけないです。

加えて作業をしていても、今の環境がどこなのかわからなくなってしまうことも多々あります。

今後も毎日もやる作業なので、この作業は初日で理解できていると、今後の作業速度は向上すると思います。

現場入りから1週間でやったこと

テスト業務の流れを掴む

今回配属された現場では、某大手企業のホームページのテスト業務でした。
テスト業務と言っても、規模が大きいので、かなり細かなテスト設計に圧倒されます。

購入や発送などの情報変更に関する業務も関わって来るので、最初の1周間はテストの流れを学習していきます。

テスト業務に使うツールやサイトの登録

テスト業務では、さまざまなツールやサイトを活用しながらテスト業務を進めていきます。

まずは、これらのツールやサイトをすぐに使えるように、ひたすら登録とブックマートを繰り返します。

ちなみに、使うツールやサイトは、ほぼ某大手企業が用意しているものなので、一般的に目にするものはほとんどありません。

膨大な資料を読む

テスト業務ができる環境が出来上がったら、後は膨大な資料を読み込みます。
種類としては、

  • テスト業務の進め方
  • テスト業務に関する専門用語の学習
  • 過去のテスト業務の履歴

など、かなりの量の資料を読みます。
専門用語も自社用語が多く、後で復習しようと思っても検索してもなかなか見れません。

筆者が感じた現場で早めに仕事を覚えるコツ

専門用語・専門ツールに慣れる

現場で最優先になってくることが、専門用語や専門ツールに慣れることです。

これらに慣れていないと、上司が説明してくれてもなかなか頭に入ってこなくなったり、専門ツールが使えないと、そもそもテスト業務が出来ないからです。

少しでも早く専門ツールに慣れるには、

  • 専門用語を覚える
  • ツールの用途を知る
  • ツールの使い方を覚える

これら基礎的なことが重要になってきます。

また、その都度紙でメモを取るのではなく、貸し出されたPCでメモをすることも重要です。

PC内にメモをしておけば、必要なタイミングコピーペースト出来ますし、検索をかけることも出来ますし、セキュリティ面を考えても外部に紛失しやすいノートよりも、貸し出されたPCをのほうがセキュリティが守られます。

時間内の意識を高める

基本的に客先での作業は、客先が貸し出しするPCを使います。
PCは基本的に持ち出しは厳禁ですし、スマホで写真に収めることも禁止行為です。

加えて、自社用語や自社ツールを使った作業が大半のため、予習復習が出来ません。
(もちろん、一般的なテスト業務の基礎的な学習は可能ですが・・)

筆者の前職でもそうだったのですが、家に持ち帰り予習しようと考えたり、時間外で復習しようとする行為は、現場ではなかなか難しいです。

筆者はずっとホワイト企業に憧れていましたが、これはこれで大変だと実感しました。

客先に限らず、仕事はいかに勤務時間内で覚えて、仕事を終えられることが重要だと身にしみて感じました。

コミュニケーションを円滑にする

客先に出向く以上、コミュニケーションはやはり重要です。
ただ、コミュニケーションと言っても世間話などの雑談力ではなく、重要なになってくるのは報連相の徹底です。

特に、自身のプロジェクトリーダーにはマメに報連相を意識して、

  • 進捗状況と本日の作業進め方
  • わからない用語や作業の流れの確認
  • 早めに覚えた方が良いことの確認

などを聞くと良いと思います。

ぶっちゃけ人によっては、ウザがる人もいると思いますが、筆者が配属された所のプロジェクトリーダーは、ガンガン話しかけたほうが良いタイプの方でした。

そのへんは人によると思いますが、最初の頃はマメに報連相をしたほうが良いと思います。

ただ、くれぐれも忙しそうなときに話掛けたり、「ここがわかりません」と抽象的な質問をするのはNGです。

まとめ

客先で1週間過ごして重要だと感じたことは、

  • 専門用語・専門ツールに慣れる
  • 時間内の意識を高める
  • コミュニケーションを円滑にする

この3つだと感じました。

筆者は今回が初現場となりますが、慣れるまではやはり大変な道のりになりそうです。

ただ、今回の現場の待遇良さや雰囲気は好きなので、これからも出来るだけアピールして、なるべく長い間居られるように努力していこうと思います。

最後までご覧いただきありがとうございます。